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少し、「二十歳の原点」高野悦子さんについての文章を見つけましたので引用させて頂きます。
「独りであること未熟であること、これが私の二十歳の原点である。」 あまりにも有名なこの一節からこの本は始まっていく。 「二十歳の原点」は1960年代後期、いわゆる学園紛争はなやかりしころの 立命館大学の文学部史学科の女学生の書いた、痛切な魂の言葉が綴られた日記である。 栃木県で生まれ育った彼女は、修学旅行で訪れた古都の佇まいに引かれ、 首都圏の大学ではなくあえて京都・立命館へ進学する。 そして、アジビラが舞い、機動隊が学生達を排除しているキャンパスや、厳然と存在する 様々な差別、さらに様々な人間関係の中でもがき苦しみ、三回生になったある日、 彼女は列車に飛び込みその短くはかない一生を閉じる。 |
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